日々歯磨きに勤しんでおられる皆さま、歯を老後も長持ちさせるためには歯磨きをよりは歯間ケアをメインにする方が効果的なんだということがわかりました。
歯磨きのやりすぎで起こる予想外のコワ~イ弊害なんていうのもあって、今まで聞いていたデンタルケアは間違っていた面が多かったこともわかりました。
健康な歯を長持ちさせるためにアナタもぜひ参考にしてみてくださいマセ♪
歯磨きしなくても歯の汚れは8割がた落ちている?!
最近たまたまYOUTUBEでみつけた札幌の歯医者サンの動画が目からウロコな話が多くてはまってます。
すでに人生100年時代に突入しつつあることは周知の事実かと思いますが、それに合わせて自分の歯もできるだけ長持ちさせることが健康に長生きするための秘訣になってきてます。
お口の健康ってほんと大切ですよ。歯医者なんていなかった時代には、歳取って歯が抜け落ちて満足に食べることもできなくなると死に直結することも多かったんです。
しかし、前に飼ってた犬は歯がすべてなくなってもすげー長生きしたな。
で、前出の動画を観ていて衝撃だったのは下の2点です。
・虫歯は歯間の汚れが元になることが多いので、磨いただけでは虫歯は予防できない。
そういうわけで人生100年目指してのこれからのデンタルケアは、今までとはちょっと視点を変える必要があることもわかりました。
デンタルケアは「磨くよりも歯間ケアが大切」
虫歯も歯周病も歯間の汚れが原因で発生してるの知ってました? だから歯磨きだけでは虫歯の予防にもならないんですって。
そういうわけでこれからは下に書いたみたいな順番に変えてみてください。
・・・歯間ブラシ、フロス、糸ようじのいずれかを使って歯間ケアを重点的に・・・
・サブ(補助的に)
・・・歯ブラシ(研磨剤なしの歯磨き粉で長くても5分以内に終わらせる)・・・
歯磨きできないときでも歯間ブラシかフロスで歯間掃除は忘れずに。
歯磨きは虫歯よりも歯周病予防のためと思った方がいいそうです。
食後は歯磨きよりもキシリトールガムを噛んだ方が効率的?!
スウェーデンやフィンランドといった北欧諸国では食後にキシリトールガムを噛んでお口のケアをすることが一般的になっているそうです。
★★★メリット★★★
・口が動くので筋肉がほぐれる
・ガムを噛むことで口の中でガムがこすれて汚れが取れる
・唾液が循環することで歯がきれいになる
・消毒・消臭効果がある
お口の中ばかりでなく、ガムを噛んで口のまわりの筋肉を動かすことでほうれい線やあごのタルミ予防効果が期待できそうな気もします。
キシリトールガムはアンチエイジング効果も期待できるかも。
歯磨き粉は「研磨剤ナシ」のものを選んで
これはよく言われることですが、歯磨きに含まれる研磨剤によって歯に傷が入ったりすり減ってしまう危険性があります。
健康な歯と長くお付き合いするためにも歯磨きは研磨剤ナシを選びましょう。
特に歯磨き時にはついつい力が入って強く磨いちゃうって方はこちらに切り替えた方がいいです。
とりぞうはこの話を聞いてからさっそく研磨剤ナシの「しゃぼん玉せっけん」のペーストに変えました(下画像)。
ミントの味が付いてるし、使い心地は悪くはないですよ。テクスチャーはややゆるめな気がします。
今まで使ってたGUMとかデンターシステマetcと較べても違和感ありません。テクスチャーがちょっとGUMに似てるなとも思いました。
この記事を読んだアナタもこの機会にぜひ研磨剤ナシペーストに換えてみてくださいね。
とはいえ、研磨剤入り歯磨きとの併用がオススメ
「研磨剤入ってないと汚れが十分落ちないから心配」と思われる方もいますよね。たしかにその通りだと思います。
そういう方は数日おきに研磨剤入り歯磨きを汚れ落としのために使うようにするといいそうです。
これからは歯磨きペーストも「目的に応じた使い分けが必要」、だな
ちなみに研磨剤入りを使って磨く場合は「5分以内に終わらせましょう」とのこと。
歯磨きを頑張りすぎちゃうとこんな弊害も・・・
長期にわたって研磨剤入りのペーストを使ってゴシゴシと力を入れて必要以上長くブラッシングを続けていると、いろいろとコワ~イ弊害が出てしまうことを知ってました?
なかでも怖いと思ったこのは次のことです。
①歯磨きのやりすぎで歯茎が後退することで歯根が露出。
②歯茎が後退することで本来ならば歯茎の下に隠れていなければならない「歯の象牙質」部分が出てきてしまう(こうなってしまうと元に戻すことは不可)。
歯は「エナメル質」と「象牙質」からできているそうなんですが、この「象牙質」というのがすごくもろい性質だそうで歯ブラシでこするだけでも傷ついてしまうんだとか。
おまけにその露出した象牙質部分だけがすり減っていくんだそうです。
どうなるかは下の画像が答えです。
【閲覧注意】絶対に避けたい!「くさび形欠損」
さらに上に書いた症状が進むと下の画像のような「くさび形欠損(アブフラクション)」というのが起こる危険があるんですって!
ちょっとグロい画像で申し訳ないんですが^^;赤丸で囲った部分のように、症状が進むと歯の根元に切れ込みみたいのが入ってしまうんです。
歯磨きの他にも歯ぎしりとかいろいろな要因が重なった結果みたいなんですが、危険な要因はひとつでも多く減らしておきたいですよね~
歯磨きは長くても5分以内に終わらせましょう、とのことです。毎日の歯磨きを気合いを入れてやってる方はこのことを心に留めておいてくださいマセ。
【補足】奥歯もお掃除楽々。便利な「Y字型糸ようじ」
「歯間ケアに糸ようじやフロスを使ってるけど、奥歯には使いづらくて・・・」という方にオススメしたいグッズが見つかりました。
今回初めて知りましたが、「Y字型糸ようじ」っていうのがあるんですって(下画像)。
ワタシもさっそく近所のドラッグストアで買ってきました。たしかにこれなら苦労せずに奥歯の端まで入れることができますね。
ときどき歯にひっかかって取れなくなっちゃたりするんですが、そういうときは慌てず冷静に対処すればだいたい取れます(静かに糸ようじを動かしてるうちに取れます)。
決して力いっぱい引き抜いたりしてはいけませんよ^^;
歯間ブラシは歯間に隙間のある人向け
こちらは既に歯の根元に隙間が空いてしまっているような人向けのアイテムで、若い世代にはあんまり必要ない感じです。
ブラシの材質が硬いので無理やり歯間に入れようとすると歯茎を傷つけたりして危険だそうです。
使う場合は決して歯間をゴシゴシしないこと。歯がこすれてすり減ってしまう危険性があるのでソフトに動かして数往復すれば十分とのことです。
歯間に差し込むときは正面からまっすぐに入れるのではなく、上の歯の場合は下に向けて斜めに入れる。下の歯の場合は逆に下から上に向けるようにして斜めに差し込むようにするといいそうです。
↓↓今回参考にした動画 youtube「夢デンタルチャンネル」↓↓
【まとめ】歯磨きよりも歯間ケアが大切なのだった。
健康な歯を老後も末永く維持していくたのデンタルケアは「歯磨きよりも歯間ケアが大切」ということと、その具体的なケア方法etcをご紹介しました。
虫歯も歯周病も歯間の汚れから発生します。
今までの歯磨き重視習慣から、メインはフロスや糸ようじ等を使った歯間ケアへと切り替えてみてください。
そして次の2点も忘れずに。
・歯のためには研磨剤なしの歯磨き粉を使う。汚れが気になったときのみ研磨剤入りを使うことはあり。
・歯磨きタイムは長くても5分までに。
くわしい内容は上のyoutubeリンク動画(夢デンタルチャンネル)でご確認を。
お口の健康は元気に長生きするための条件のひとつです。今まで間違ったケアを続けていたと思った方は、今日からやり方をちょっと変えてみてくださいませ。
HOMEへ