冬は床暖房やホットカーペット使ってる方も多いと思うんですが、ビーズクッションをホットカーペットの上で使うのはおすすめできません。
というのはワタシの場合、長時間ホットカーペットの上でヨギボーを使ってたら思いもかけないことが起こってしまいました。
なんと中のビーズが溶けてたんです!
このことからホットカーペットによる極度な高温によってビーズの劣化が早まることもわかりました。
せっかく買ったクッションで泣きを見ないためにも、すでにホットカーペットや床暖房の上で使ってる、またはこれから使おうと思ってる方たちに注意喚起したいと思って記事にしました。
買ってから気づいたある問題
ワタシがヨギボーを買ったのはもう何年も前のことですが、真冬のことだったのでしばらくホットカーペットの上で使ってました。
が、買ってまだ間もない頃にある異変に気付きました。それは・・・・
あれ? なんか急にしぼんでない?!
日数が経つにつれてなんとなくヨギボーのボリュームが目に見えて小さくなったように感じたんです。
うちに到着した当初にはめいっぱいビーズが入ってたし、ヘタるにしては時期が早すぎるので変だな~といろいろ考えてるうちにひらめきました。
「これってもしかしてホットカーペットの熱でビーズが溶けたのでは?!」
公式オンラインショップへ問い合わせたら
すぐに公式オンラインショップのサポートにメールで問い合わせしました。
「買ったばかりなのに急にボリュームがなくなった気がします。
ホットカーペットの熱で中のビーズが溶けたのではないでしょうか」
当時の公式ショップからは下のような返信がきました。
ホットカーペットでビーズが溶けることはございません。
補充用のビーズを送付しますので、よろしければお使いください。
そう言ってはっきり否定されたので「やっぱり気のせいなのかなあ・・・」と疑念はありましたが、すぐに補充用のビーズを1袋送ってくれたのでそれでよしとして解決しました。
なんて単細胞なワタクシ^^;
ちなみにビーズは無料でした。ありがとう、ヨギボーさん。その節はお世話になりましたw
しかし、その数年後に衝撃の事実を発見して驚愕するのでした^^;
開けてびっくり! やっぱり溶けてた・・・
最初に買ったのがヨギボー・ミディだったんですけど、しばらく使ってるうちにデカすぎて邪魔になってきたので思い切ってミニにサイズダウンすることにしました。
中のビーズを取り出してカバーだけ替えればいいだけなので、作業自体は簡単なことです(そのときの過程は下のリンク記事に書いてるので読んでみてね♪)。
しかし、ビーズを取り出すためにインナークッションのファスナーを開けたときに、やっぱり当初に感じたワタシの疑念は正しかったと気付かされたのでした。
見たこともないグラノーラのような塊が・・・
ファスナーを開けて中の方のビーズをごそごそかき回していたら、なんか不自然な塊がところどころにあることに気づきました。
「え?!これって何? ひょっとして溶けてかたまったやつ?」
なんと、溶けたビーズ同士がくっつき合ってまるでグラノーラみたいになった小さな塊がいくつもできてたんです。
しかもそれだけでなく、他のビーズよりもしぼんでサイズが小さくなったやつとか明らかに溶けたとわかる痕跡がかなりみつかりました。
ひえ~、これって一歩間違ったら事故になるんでないかい・・・
これは盲点だった。ビーズクッションの性質を購入前に知っておくべきだった。
ヨギボーの公式オンラインストアを見るとビーズはEPS(発泡スチロール)製だとあります。
発泡スチロールが熱で溶けてしまうなんて初めて知って驚いたわ。
同じようなビーズクッションのMOGUも素材は発泡ポリスチレンとなっていて、おそらくヨギボーとほぼ同じようなものだと思います。
ヨギボーのビーズはこんな感じ。吹けば飛ぶほどの軽さです。
加えてビーズクッション内部は熱がこもりやすく、一度熱がこもると抜けにくいという構造になっています。
このことからも高温になる場所におくことがNGなことがわかります。
補足:ヨギボー公式オンラインショップのQ&Aコメント
しかしヨギボー公式サイトの商品ページでは「熱でビーズが溶ける危険性がある」旨のことは書いてませんね。
しつこく探してみたらサポートのQ&Aの項目の一部でさらっと触れられてました。
https://yogibo.jp/qa/logo/60/
床暖房に関してはわかりませんが、ホットカーペットに限って言えば座る位置だけ変えても意味ない気がします。短時間でもかなり熱くなりますからね。
しかも座るとソッコー眠りに落ちてしまうような心地よさなので余計に危険です^^;
日本では冬場にホットカーペットを使う家庭が多いのでご注意くださいませ。
ちなみにビーズの材質やサイズは発売当初と現在も変わっていないというヨギボー公式オンラインショップからの返答をもらっています。
内部に熱がこもったときの危険性
ビーズが溶けるなんて夢にも思ってなかった頃は「あ~ホカホカするヨギボーって極楽~♪」なんて脳天気にホットカーペットの上でグースカ居眠りこいてましたが、ある日衝撃の発見をして仰天しました。
ホットカーペットの上のヨギボーの底面を触れたときに火傷しそうなほど熱くなってることに気づいたんです。
しかもあの重さ、大きさだから重力も半端じゃなかったと思います。
クッション内部は通気性悪いし、熱がこもるとなかなか抜けないので気づかずに長時間放置してると危険です。
高温になると即座にビーズが液状化してどろどろに溶けるということはないけれど、ビーズの劣化の原因になることは間違いないと思います。
ワタシはほぼまる一日ホットカーペットはつけっぱなしでその上に置きっぱなしという生活だったので、劣化する速度も速かったんだろうと思います。
このことを知ってから今ではヨギボー使うときはホットカーペットの外に置くようにして使ってます。
補足:アメリカと日本の生活様式の違いに気づかされた
そもそもヨギボーはアメリカで開発されたものなので、現地ではどうなのかと思ってちょっと調べてみました。
結果、あちらの家庭ではエアコンが主流だからかホットカーペットなんて使ってない印象です。床暖房はわりと普及してる様子でしたが。
ショッピングサイトでも足を温めるような小さな電気マットはたくさん売られてましたが、日本で使われてるような何畳分もあるような大きいサイズのものはほぼみかけませんでした。
「もともとが床に座ったり寝転がったりという生活様式ではないのでそういうものも必要ない」と言ってる現地在住の人もいました。
だから冬場はホットカーペットの上で使うと高温になって危険、なんて概念は最初からないしそのことについて考慮に入れる必要もないわけなんだと納得。
【まとめ】ホットカーペットの上にビーズクッションを置いてはいけない
ホットカーペットの上に長時間ビーズクッションを置きっぱなしにしてると、中に熱がこもってとんでもなく高温になります。
特にホットカーペットと接する底面は触ると火傷しそうなほど熱くなることもあります。
このことは中のビーズの劣化を速めることにもなり、最悪の場合はビーズが溶けます。
ホットカーペットの上でぬくぬくしながらビーズクッションでごろ寝するのは至福のひと時ですが、上に書いたように劣化の原因となって代償が高くつくことにもなりかねないのでワタシは絶対オススメしません!
以上、自分の失敗から学んだことをお伝えしました^^;
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