2900円のワークマン女子のジャケットはパタゴニアのハイテク機能にどこまで迫れるか実験中♪
12月に入ったらワタシの住んでる南関東もさすがに冷え込んできて、外出時はコートがないと辛くなってきました。
ここ数年ヘビロテしてたパタゴニアのジャケットがいい加減ヘタってきてどうしようか迷ってたところ、つい先日ワークマン実店舗で探し求めていたのとぴったりな条件のコートをみつけて即買いしてしまったのでした。
巷で人気のワークマンがどこまでパタゴニアの鉄壁の機能に迫れるのか、今年の冬に実験してみることにしました。
5年ぐらいヘビロテしまくってたパタゴニアの
トレントシェルジャケット
ワタシ自身はアウトドア人間ではないんですけど、パタゴニアのアパレルはデザインがあか抜けてて良質なものが多いので普段着として長年愛用してるものがけっこうあります。
そのひとつが「トレントシェルジャケット」という、防水加工されたウィンドブレーカーみたいなジャケットがすごい使いやすくて、夏以外はほぼ一年中ヘビロテしてました。
そのせいもあってさすがに今年はちょっと着るのをためらうほど、くたびれ感アリアリになってしまいました。
元々中古ってこともあることに加えて白っぽいカラーのせいでうっすら汚れも気になるし、さすがにこれで電車乗るのはちょっと気がひけるという見た目になっちゃいました^^;
ヘビロテしてしまう理由
このジャケット、パタゴニアでは定番ロングセラー商品で毎年改良アップデートされていて超人気商品でもあるんです。
これのいいところはとにかく軽くて防水効果が高いことと、ちょっとぐらいの寒さなら防寒にも十分役立ってくれることです。
最近は暖冬のせいでダウンコートは暑いし、地元でママチャリで移動する生活がメインになったのでせっかく買ったダウンも着る機会がなくなりました。
で、それに替わってメイン使用になったのが上に書いたパタゴニアの「トレントシェル・ジャケット」です。
これがオールマイティに使えてすごくいいんです!
防水だから突然の雨も気にならないし、風を通さないので冬場は下にセーター着てれば南関東の冬には十分な暖かさでいられます。
生地が軽くて湿気もこもらない作りなので着ててもストレスにもならないんです。
アウトドアの服はこういう機能性に優れてるところがいいですね。
そういうこともあって、モトが十分とれるほどヘビロテさせていただきました。
しかしあまりにも使い込みすぎてだいぶくたびれてきたことにも今年になって気づいたのでした。
機能性とデザイン性の両方を期待するのは贅沢すぎ?
上に書いたパタゴニアのジャケットは機能面では完璧だったんですが、普段使いとしてはひとつだけ問題がありました。
それはフロントがファスナー開閉のみだったんですよね。
ダブルジップになってるのでその点ではまだいいのかもしれないけど、冬場なんかは毎回ジッパーの開け閉めしなきゃならないのってすごいストレスなんですよね~
しかもしょっちゅうジッパーのかみ合わせが悪くなって動かなくなるし・・・
困ったなあ~・・・
ワークマンのユースフルショートコートに心が動く
「そろそろ新調しないとな~」と新品購入を考えてたところ、先日ふと立ち寄ったショッピングモールのワークマンで探し求めていた長めデザインのハーフコートをみつけてしまいました。
即買いしたかったんですが、最初の店舗ではあいにくMサイズは全色売り切れだったのでした。
ひょっとしたらネットには残ってるかも、と思ったもののその考えは甘かった!
公式オンラインショップも全サイズ売り切れで再入荷は2週間以上先としか出てないT_T
もうこうなるとどうしても欲しくなってしまい、執念のリサーチ開始。
執念のリサーチでなんとかゲット
オンラインで各店舗の在庫確認したらラッキーなことにうちの地元にもショップがあるではありませんか。
しかも希望の色とサイズも在庫僅少ながらまだ残ってる~、ラッキー!
次の日は朝から大荒れの天気だったものの、夕方から雨があがったのをいいことに往復20分ぐらいの距離をチャリンコ漕いでさっそく行ってきました。
しかし地元にもワークマンあったなんて今の今まで知らなかったぜ。
とはいえ、ワークマンのショップってほとんどが辺鄙な場所にあるのがネックですよね~
うちの地元のショップも荒川の土手のすぐそばという、街はずれのさびれたところにありました。
店舗が新しくてきれいだったのが救いでした^^;
しかも朝7時から営業してるなんて驚異ですね。
公式オンラインショップの在庫確認システムが便利
ちなみにワークマン公式オンラインショップの在庫確認システムがすごく便利だということに気づきました。
オンラインで欠品になってても実店舗には在庫ありというところも多かったので、近くに実店舗があるという人なら使えます。
どの店に在庫があるのかすぐにわかるので、無駄足ふまずに済みました。
とはいえ、これが使えるのは店頭扱いのあるアイテムのみになりますが。
希望の商品のページ中央あたりにある「店舗の在庫を確認する」ボタンを押すと、ページが切り替わるので必要事項入れて検索してください。
しかし、結果を鵜呑みにしてはいけないと気付く
しかし、素直にその在庫数信じていいのかも不明な部分もあり^^;
オンラインショップで在庫確認したら、目当ての店舗には「在庫2」という結果だったけど実際にはもっと置いてあったぞ。
でも無事にゲットできたので、これ以上は追求しないことにします^^;
ちなみに、ワークマンの公式オンラインショップで購入したものを実店舗で受け取るということもできるので送料が無料になってお得です。
ワークマンの「レディースユースフルショートコート」
で、こちらが苦労してゲットしたそのブツです。
レディースユースフルショートコート! お色はベージュです。
渋めに映ってますが、実物はもうちょっとブラウンがかったおしゃれな色合いです。
これこれ、この長さが欲しかったんですよ~
チュニック丈のちょうどいい長さです。
ウエストをヒモで絞れるのも低身長なワタシにはうれしいポイント。
しかもフロントにジッパーとスナップ式になってる~!!!
着るたびにジッパーの開け閉めって面倒だし、服が巻き込まれるたびに大変な思いしてたのでこれはうれしいです。
しかも襟の部分にフードが収納されてる~!
これはなかなか優秀で感心しました。
これで2,900円ってアリか?!
パタゴニアvsワークマン 実際の商品画像で比較
今回買ったワークマンのジャケットは2,900円で、今持ってるのと同じ型のパタゴニアのトレントシェル3Lジャケットは2021年の現在価格で22,000円になってます。
そして、ワタシが今回買おうかな~と迷っていた丈長のトレントシェル3Lシティコート(下)だと29,700円です。
ワークマンはパタゴニアの約1/10の価格ですね。
まあ、較べること自体ナンセンスな行為に思うんですが^^;参考のために見てみましょう。
パタゴニアと画像で比較してみた
こちらが5年間ヘビロテしまくってボロボロになったパタゴニアのトレントシェル・ジャケットです。
すごい軽い生地でできていて、着るとフワッとした心地いい感触が楽しめます。
ワークマンの方はゴワッとしてガサガサ感があり、生地ももっと固いです。
パタゴニアもフードが首の後ろにスナップでコンパクトに収納できるようになってます。
やはりワークマンと比べると作りがしっかりしてますね。
ワークマンの方はファスナーがちょっと頼りない感じでした。
裏地で差がつく感じ
で、もっとも差が出る部分と思ったのが裏地です。
パタゴニアは全体にメッシュの裏地がついてますが、ワークマンの方は部分的には裏地はあるものの、ほぼないと思った方がいいです。
これがあるおかげで、濡れてジャケット内部が蒸れたときでもサラッとした着心地がキープされるのでした。
下はワークマン。裏地は一部だけでほぼ一枚モノです。
裏側がコーティング加工されてるのでテカってます。
生地がゴワっとしてるので、テーブルクロスか遮光カーテンか?!といった感があります。
冬場はそう汗をかくこともないので裏地がなくても許容範囲かと思いますが、オールシーズン使いたいときには裏地のことも考慮して選ぶ必要があると思いました。
ワークマンのコートを実際に着てみた感想
買った当時はまだ暖かな日が続いていたせいもあり、テーブルクロスかはたまた遮光カーテンかといった生地のゴワつき感や厚ぼったさが気になってましたが、寒くなって厚着になってから何回か使ってみたらそれも気にならなくなりました。
「けっこう使えそうじゃん」
最初に試着したときに気になった肩と袖部分のもたつきもコートの下が厚着になると気にならなくなりました。
両者の防水機能比較
実際の機能面から2点を比較してみました。
まずパタゴニアのトレントシェル3Lシティコートの商品説明には下のように書かれています。
・・・H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の軽量な3層構造リサイクル・ナイロン100%素材を使用し、DWR(耐久性撥水)加工済み。
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用・・・
-パタゴニア公式オンラインショップより-
さすがアウトドア仕様だけあって、普段着には十分すぎるほどの機能です。
厳しいテストを何度も続けた結果採用されているので、品質はお墨付きです。
しかも機能面ばかりではなく、素材もフェアトレードやオーガニックにこだわった製品というハイブリッドぶりです。
しかし生来ケチなワタシは「地元で着てるぐらいならここまで本格的な機能はもったいないかも」と思ってしまうのでした^^;
ワークマンの防水性
こちらには「DiALiGHT®」という耐久性のある撥水加工された生地が使われています。
防水機能を高めるために裏面にはコーティング加工を施した複合機能素材で作られているそうです。
防水効果に関しては心配なさそうな感じです。
しかし、気になったのは次の点です。
着用される場所の気候変化、環境、または身体温度の変化、発汗によってウェア内のムレ、結露等が発生する場合があります。
-ワークマン公式オンラインショップの商品説明より-
これってつまり、通気性については特に追求されてないってことですよね~
オールシーズン使うのはキツそうですね。
それと既に触れたようにパタゴニア製品には裏面に通気性をよくするためにメッシュが全体に貼られてますが、ワークマンの方は生地の裏面がムキ出しになっています。
こういうのって汗ばんでコートの中が湿っぽくなったときに生地が直接肌に触れる場合にはキツイかな~という印象です。
まあ秋冬仕様だと割り切ればいいだけの話ですけど。
ともあれ、2つを比べてみていろいろと参考になることが多かったのでした。
【まとめ】初ワークマンはどこまでパタゴニアに迫れるのか、未知の挑戦
今まで使ってたパタゴニアのジャケットを新調するのをやめて、その1/10の値段のワークマンのジャケットを買って使い心地を実験してみることにしました。
もともと作られた目的自体が違うものなので、比較すること自体ナンセンスかもしれませんが^^;、
巷で話題のワークマンがどこまでパタゴニアの機能に迫れるか確かめたいという、どうしようもない思いつきです。
今回の実験の目的は「ワークマンのプチプラ秋冬コートが、パタゴニアに替わる普段用として十分使えるか」というのが目的なので、細かい点は気にしないことにします。
機能面はさておき、ワークマン製品もその価格以上を感じさせる奮闘ぶりです。
しかし、オールシーズン使えるタフなジャケットが欲しい方には、パタゴニアのトレントシェルジャケットの方をオススメしたいと思います。
今回はここまで。
実験結果はまた来年の春にでも報告できればと思います。
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