【激オシ音楽配信アプリ】「NTS」が驚愕レベルですごい!

このブログでも紹介している「アルジェリアのライ」とか「トゥアレグの砂漠のブルース」みたいな超マイナーな音楽って情報少なすぎてさびしくなりませんか。

ところが、以前にご紹介した「Accuradio」を超える神アプリがあった!

邦楽も含めた世界中のありとあらゆる音楽に加えて、最新の現地情報なんかもわかってしまうんです。

全音楽ファンが満足できるに違いない「NTS」についてご紹介します。
もちろん無料で聴けますよ~♪

始まりはロンドンの海賊ラジオ局。超ユニークな「NTS」

今回の激押しは、イギリス発のライブ配信アプリ「NTS RADIO」です。

どんな音楽ファンをも唸らせる内容の濃さで「spotifyよりも多く貴重な音源が配信されている」とも言われてます。

NTSとはイギリスの24時間生配信ネットラジオ局で、この記事はその配信を聴くためのアプリ「NTS RADIO」についての紹介です。

日本では知名度はイマイチな印象ですが、全世界にはリスナーが毎月250万人を超えるほどの人気を誇ってるんですって。

別記事でご紹介しているaccuradioと雰囲気的にも似た感がありますが、NTSは毎時間ごとのDJによるライブ配信でトークが入ったりゲストのインタビューがあったりと、さらにバラエティに富んだ内容になってます。

こんな方々にNTSはオススメ!

・いつも目新しい音楽を探している「エッジィ~」な新しモノ好き
・好きな音楽がマニアックすぎて情報集めに苦労している
・BGMに海外のトレンディーな音楽を流したいetc・・・

ちなみに「NTS」とは、英語の「Soup to Nuts」(何でも揃った、完全な、フルコースといった意味)のもじりかと思いますが、その言葉どおりNTSには地球上のありとあらゆる音楽が揃ってます。

元々は創設者であるFemi Adeyemi氏が以前にやっていたブログの名前をそのまま拝借したそうです。

実は日本とも関わりが深いのであった

日本では知名度イマイチと書きましたが、実はけっこう関わりは深いんです。

というのも前出のAdeyemi氏が故坂本龍一氏の大ファンだそうで、生前の坂本氏もNTSに出演していたことがあります。

その他にも日本の音楽の特集が組まれたり、日本人の配信者も多い印象です。
最近では女優の水原希子の妹のYuka Mizuharaがレギュラーで出演中。

↓ 時にはこんな奇想天外な日本特集もアリ ↓

【補足】NTSの略歴

冒頭に書いたようにNTSはもともとは「無名の新進アーティストたちが世に出る機会を与えるため」の海賊ラジオ局としてスタートしました。

ネット配信を開始したのは2011年ですが、現在でも当時のカラーは引き継がれていて「リスナーの善意のサブスク料金」によって運営されています。

そういうわけで、NTSではサブスク会員のことを「サポーター」と呼びます。(下がアプリ版のサブスク申し込み画面)

そして「International Community of Music Lovers」のキャッチコピー通り、単なる配信プラットフォームを超えたひとつの大きなコミュニティを形成しているといった感があります。

「海賊ラジオ局=Bootleg Radio Station」とは
・・・・・インターネットが主流になる前のイギリスにはこういったラジオ局がたくさんありました。
違法な電波を使って運営されるラジオ局のことで、軽いヒット曲を流すものから危ない香りのする極左の言論番組といったものまで多種多様あり、イギリスのサブカルチャーの一端を担っていたという印象があります。しかし、インターネットの浸透とともにこういった海賊ラジオ局は徐々に姿を消していったのでした。

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アナタにNTSをイチオシな理由

目下一番のお気に入りとなっているNTSですが、個人的にNTSを激オシしたい理由は下の3つです(決してゴリ押しはいたしません^^;)。

特に①の音楽ジャンルの充実ぶりには「この惑星にはこんなにも多くの音楽があったのか!」と、誰もが驚愕することと思います。

ざっと数えてみたところ、トータルで軽く100は超える感じでした。

洋楽onlyではなく、j-popやk-popも充実

しかも欧米の音楽ばかりでなく、日本を始めとしたアジア諸国の音楽も充実してるので邦楽好きサンにもオススメです。

j-popのサブジャンルとして「SHIBUYA-KEI」なんてのがあるのを見ると、海外の人たちが日本のどんなことに興味を持ってるのかもわかって興味深いです。

もちろん南米やアフリカといったその他地域の音楽も同じぐらい濃い~情報が手に入るので、どんなジャンルのファンも楽しめると思います。

クラシックや古典、民族音楽だって充実。

さらに一般的な音楽に留まらず、オーストラリアの奥地で録音してきたアボリジニの合唱、ハイキングで録音してきた山歩きの音、詩の朗読なんてのもあります。

クラブ系と思われる「CHOPPED AND SCREWED」「INDUSTRIAL」なんていったいどんなサウンドなのかオバサンには想像もできない世界です^^;

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ライブ配信はこんな感じ

これもNTS独特な呼び方だと思うんですが、配信者のことはDJとは言わず「レジデント・ホスト(あるいは省略してホスト)」と呼んでいます。

配信者には様々なバックグラウンドを持った人たちが世界各地から参加していて本職のDJに限らず、ミュージシャンとか貴重な音源をたくさん持ってるレコード・コレクターといった人たちも多く在籍しています。

配信スタイルもホストによって様々で、トークなしでひたすら曲だけ流す人、曲の合間にトークやゲストとのインタビューをはさむ人etc、本当に多種多様です。

でも特殊な場合を除いて配信言語は英語がメインの印象です。

アナタもNTSで国際デビューできるかも?!
年に何度かサブスク会員向けのイベントとして、課題のテーマに合わせたオリジナルmixテープを公募するということをやっているようです。自分の作った番組を世界中に配信してみたいと思ってる方は挑戦してみては。

mixジャンルの配信が多い

ライブ配信用チャンネルは2つあり、24時間ノンストップで配信されています。

だいたいひとつのプログラムにつき1~2時間の長さで、ホストひとりにつき月1ペースの配信になっているようです。

個人的な印象ではホストによる配信ではひとつのジャンルに特化した番組というのは少なくて、ほとんどはミックスジャンルの配信が多いです。

同じ番組内でライとクラシックロックが混在していたりと、ホストの個性と好みを反映した内容になってます。

画像のようなひとつのジャンルに特化したものは、NTSが独自に編集した「THE NTS GUIDE TO:」シリーズとして定期的に配信されています。

ライブ配信逃してもアーカイブで無限に楽しめる

リアルタイムでお目当ての配信が聴けなくても後からアーカイヴ視聴でいくらでも楽しめるのでご心配なく。

かくいうワタシもアーカイブ視聴派です。自分の都合に合わせて時間も気にせずストレスフリーに聴けるのがいいです。

しかもこのアーカイブというのがまたすごくて、膨大な量のデータが保存されているんです。

例で言うと、あるホストの配信はさかのぼって3年ぐらい前までのものをアーカイブで聴くことができました。

↑ 時にはこんなビッグネームによるサプライズ配信もアリ。

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NTSのライブ配信を聴いてみよう

前置きが長くなってしまいましたが、NTSの使い方はいたって簡単です。

スマホのアプリをダウンロードするか、PC版公式サイトもありそちらでも同じ内容を視聴できます。

PCの場合は黄色で囲った部分、topページ上部のメニューバー「LIVE NOW」の横に表示されているのが生配信中の番組です。

その下に出ている各画像はアーカイブ視聴のもので、それぞれクリックすると番組概要やトラックリストの画面になります。

しかし、どういうわけかPCで聴いてると突然止まっちゃうことが多いんですよね~ 

うちの回線のせいかもしれないけど^^;

アプリのダウンロードのしかた

iphoneならAppストア、andoroidならグーグルプレイストアから「NTS Radio」というアプリをダウンロードしましょう。
ダウンロードは無料です。

画像はiphone用アプリのダウンロード画面のコピーです。
(このページからはダウンロードはできません^^;)

② ダウンロード後にアプリを立ち上げるとライブ配信中の番組(2チャンネルあり)が表示されるので、お好きな方を選んで左側にあるplayボタン(三角の白いやつ)をタップ。

画像の上をタップするとその週の番組表が表示されます。

アプリ自体はシンプルですが、とにかく情報量や番組が多いので最初のうちはどこをどういじればいいのか戸惑うことが多いのではないかと思います。

アーカイブから自分の好みにあった番組を探して聴く方法は下の記事にくわしく書いてます。
その他の基本的な使い方についても関連記事にまとめてあるので、この記事中の各リンクからどうぞ。

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【まとめ】無料でもお釣りがくるほど楽しめる。すべての音楽ファンに激オシなNTS

カオスなほどの音楽ジャンルの配信が聴けてしまう、イギリス発の超ユニークなネットラジオ局「NTS」の配信アプリとその概要についてご紹介しました。

海外ラジオ局ですが、洋楽ばかりでなくj-popを始めとするアジア系も充実してるので邦楽好きさんにもオススメ。

アプリはapp storeやgoogle playで無料ダウンロードできます。
NTS RADIO」で検索してね♪

すべて英語ですが、accuradioと同じくアプリはシンプルなので使い方自体は簡単です。

ライブ配信を聴くにはアプリを立ち上げると配信中の2つのチャンネルが表示されるので、好きな方を選べばok。

基本的な操作方法やアーカイブの検索方法については関連記事にまとめているので、この記事中のリンクからどうぞ!

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とりぞう