インドのアーユルヴェーダ処方のハーブたばこ「ニルドーシュ」を使って完全禁煙した経験談を語るシリーズです。
今回は実際に使ったときのことを思い出しながら詳細レビューします。
ニルドーシュってはっきり言って買うと高いですよね。せっかく高いお金払うんだから失敗はしたくないと思うのが人情です。
そんなアナタのためにできるだけ詳細な情報をお伝えしたいと思います。
ニルドーシュとの禁煙までの道のり
レギュラーたばこからニルドーシュへの切り替えは案外すんなりといきました。
ただ最初のうちはタバコがないと口さみしくなったせいもあって、ものすごいペースで1カートン開けてました。
その後は徐々に落ち着いてきて、本数も減ってきたというところできっぱり止めました。
全部で何箱ぐらい喫ったかは覚えてないですが、毎回2カートンぐらいをインドから取り寄せてました。
3~4回ぐらいそうやって取り寄せて、最後のひと箱が終わった時点がちょうどいい切れ目になりました。トータルで2ヶ月ちょっとだったと思います。
禁煙してからもう何年も経ってて、記憶がおぼろげな点もあるのでそのへんはご容赦を^^;
「モッタイナイ」が禁煙の決め手に
そういう結論に落ち着いたのは十分に効果が得られたこともありますが、何よりも毎回インドから取り寄せるときの送料がモッタイナイと思ったことが大きな理由です。
実際には千円ちょっとの大した金額ではありませんでしたが、すごい無駄なことしてるのではないかとふと気づいたんです。それが切れ目になりました。
それから5年近く経ちますが、ただの一度もタバコが喫いたいと思ったことはなく箱にすら触ってません。ニルドーシュもそれ以来喫ってないです。
また喫いたいかというと、それもちょっとビミョ~なとこですが・・・^^;
ニルドーシュの印象
最近またamazonで取り扱いが再開されたようで1箱は1800円ぐらいでした。高すぎじゃあ・・・
パッケージもリニューアルされたようで下の画像のものとは違うものも売られています。
おそらくインドでもわりと富裕層向け商品なのではないかという個人的な印象ですが、そのせいもあってしっかりした作りの箱は高級感を感じさせます。
上の画像を見て「えっ?」と思ったんですが、ハチミツはニルドーシュには使われてないはず。
(画像はamazon.co.jpより)。
ニルドーシュの公式サイトで再度確認したら下の7つだけでした。
シナモン、アジョワン、インディアン・ビデリウム
各ハーブの効果効能についてはリンクの記事でどうぞ~♪
手作り感満載なインド・クオリティ
「tendu leaf(テンドゥリーフ)」と呼ばれる、乾燥した木の葉で巻かれているのでたばこよりは小さな葉巻といった感じです。
一応フィルターらしき物はついてます。
こういった小さな葉巻みたいなのを海外ではbidi=ビーディと呼んでいます。
主にインドをはじめ東南アジア各地で広く普及しているものですが、アメリカでもけっこう人気な印象です。
紙巻タバコよりは安価ということで愛用者も多いそうです。
厚手の葉でギュッ!と巻かれているので、第一印象はなんとなくミノムシを連想しましたw
しかも完全ハンドメイドなので1本ごとにビミョ~にサイズが違ったりしてるんですよね~^^;
内部にフィルターらしきものがついてますが、フィルターというよりは「綿のかたまり」といった感じで手作り感満載な感じです。
これがよくいわれるところの「インド・クオリティ」といえるかもしれません。
ニルドーシュのお味
普通の人とは多少感じ方が違うかもしれないということを念頭に入れて読んでください。
これは表現するのが一番難しいところでもあるんですが、エスニック大好きなワタシでさえ「ん~、うまい!」と感じたことは一度もありませんでしたw
スパイスやハーブの香ばしい風味もあまり感じませんでしたね。
最初の一口は「なんじゃ、こりゃ?!」の一言。
でもリコリスが入ってるせいでほのかな甘みがあったことは覚えてます。
風味はなんとなく渋いような苦いような煙っぽい、というかワタシはほんのりした甘味以外はあんまり感じませんでした。
なんとなく草っぽさがあるというか、喫っていても「この味ってなんだろ?」と思う程度でした。渋みだか苦みだかの方が強かった記憶があります。
総体的に評価するとおいしくはないけれど強烈なクセもないので、まずいモノと割り切ればwわりと幅広く受け入れられそうに思います。
テンドゥ・リーフの味なのか?
その強い苦みのモトというのは外側の「巻き」に使われてる葉っぱ(テンドゥ・リーフ)から来ているような印象を受けました。
テンドゥ・リーフは以前に作ったことのある「柿の葉茶」を思わせる乾かした柿の葉の香りに似た感じがしました。
葉巻きの材料に使われるだけあって、かなり厚くてゴッツく、硬いです。
例えて言うなら柏餅に使われてるあの葉っぱを3倍ぐらい固くした感じですかね。
amazonのレビュー
いろんな目線で見たレビューが必要だと思い、amazonと楽天で探してみましたが日本人の書いたレビューがない!
アメリカ人のレビューになりますが、一応参考にどうぞ。引用元:amazon.co.jp
最初の一口は味も感じなくてちょっと違和感があるけど、慣れてくるとそれもなくなって体になじむような感じがしてくる。
味は好きじゃないが、レギュラーたばこ喫ってる気分になれるのはいいね。
レギュラーたばこの代替品という点では全体的に評価は高かったですが、味についてはビミョ~な感じでした。中には下のようなレビューもあり。
動物園でラクダ見ながら喫ってたらラクダがニオイに反応してた。
手に持ってたニルドーシュの箱を食べようとしたよ。
ニルドーシュにはラクダの好きなハーブが使われているのでしょうか^^;
使用上の注意が必要な点
使っていて気になった点を挙げておきます。マニュアル感満載なインド・クオリティの製品なので、ハイテク製品に慣れてる日本人にはいろいろととまどう点もあるかもしれません^^;
もともと短めなせいもあり、燃えるのも早いので消費ペースも早かったです。
そういえば、以前に喫ってた時にはちょっと気合を入れて喫うたびに「バチバチッ」と真っ赤な火花が先っちょから散ってたのを思い出しました。
燃えカスが落ちやすい
これが一番気になったんですが、燃え方が紙巻きタバコとはちょっと違うんですよね。
喫ってると燃えカスがぼとぼと塊になって落ちてくるんです。
それも真っ赤に燃えてるやつが^^;
うっかりノートの上に落としてしまったときには、あっという間に穴が開いて焦げ目が出来ちゃいました。太ももの上に落ちたときに感じた熱さは特大のお灸みたいでしたわ^^;
そういうわけで、喫うときは燃えカスに気をつける必要ありです。
外出先等で喫うのはあまりオススメできない感じです。
残り香は
当時のことを振り返ると、部屋で何本も吸った後なんかはちょっと煙っぽいような残り香がありました。ヤニ臭さとは違いますが何かを燃やしたようなにおいです。
ニコチンタバコみたいに「服や髪に強烈な香りがついて困った」みたいなことはなかったですが、なんとなく煙っぽいニオイがするかなと思ったことは何度かありました。
でもレギュラーたばこの残り香のような不快な重~い悪臭ではなく、なんとなくにおう程度で空気の汚れが気になるようなニオイではありませんでした。
実はハーブたばこでも注意すべき点がある
これはつい最近知ったことですが、これからニルドーシュを使おうと思ってる方にはぜひとも頭に入れておいていただきたいと思います。
「ニルドーシュを始めとするハーブたばこにも普通のたばこと変わらないぐらいの健康上のリスクがある」
上に書いたようなことがニルドーシュのお膝元、インドの医療関係者から指摘されています。
理由は「植物性のものを燃やすと発がん性リスクのあるケミカル物質が発生、それが吸い込まれることによって肺の奥に蓄積されてしまう」というんです。
「ニコチンフリー」とか「ナチュラルな原料のみ使用」といった言葉を聞くとつい安心してしまいますが、知らずに使っていると思わぬことが起こるリスクもあるので注意は必要だと思って紹介しました。
詳細については下の記事でご確認を。
【まとめ】本当にニルドーシュは禁煙に役立つ?
アーユルヴェーダ処方のハーブたばこ「ニルドーシュ」についての詳細レビューを書いてみました。参考にしていただければうれしいです。
とりぞうの場合はニルドーシュを使って完全禁煙することができましたが、個人差もあるはずなので「みんながみんな禁煙に成功できるという保証はあるか?」となると・・・はっきりとは保証できかねますね~・・・
でもひとつ強調しておきたいのは、完全禁煙は「短期間に集中的にやる」ことが成功の秘訣だと思います。
ダラダラ長期間続けるのは健康のことを考えてもオススメできません。
ニルドーシュで禁煙に成功するには「期間限定でスパッ!と止める」のを前提に使うことだと思います。
とはいえ冒頭に書いたように、ワタシの場合は「送料がモッタイナイ」というケチ根性が一番禁煙に役立ったこともあげておきます^^;
NIRDOSH公式サイト:Maans Products India
HOMEへ