- 趣味のワールドミュージック
- 2020年10月12日
【魅惑のアルジェリア音楽】RAI-なぜ日本でバズらない?!洋楽好きに超オススメなライ
ワールドミュージックが好きでアラブ中近東系をよく聴いてますが……
何年か前に、アーユルヴェーダ処方のハーブたばこ「ニルドーシュ」を使って2カ月で完全禁煙したとりぞうです。
ニルドーシュをきっかけにアーユルヴェーダを知ったという方も多いのではないでしょうか。
アーユルヴェーダについてもちょこっと触れてみようと思います。
日本ではエステで有名なアーユルヴェーダですが、本場のインドではカレーの次に大切といってもいいぐらい、インド人にとっては生活に密着したものなんです。
「インド人にはカレーについで大切なもの」と冒頭に書きましたがそう思ったのも根拠がありまして、きっかけはインド人youtuberの発信する動画です。
そのチャンネルってお笑いを交えながらアーユルヴェーダ関連ネタを扱うものなんですが、登録者は500万人超もあり毎回ものすごい視聴回数を稼ぎ出しているんです。
驚いたと同時にあちらの方たちのアーユルヴェーダに対する関心度が並々ならぬものなんだとあらためて実感させられたのでした。
この記事ではそのアーユルヴェーダについての豆知識とともにニルドーシュに使われているハーブやスパイスについても触れてます。
エステや美容だけではない、男性にとってもお役立ちなことが満載のアーユルヴェーダの雑学?をお届けします。
「なぜいきなりチャールズ皇太子?!」と思うかもしれませんが、昨年彼がコロナに感染したときに南インドのアーユルヴェーダの治療施設で治療を受けて見事に回復したという経緯があります。
英国王室とアーユルヴェーダの組み合わせってかなり衝撃じゃないですか?!
で、そのアーユルヴェーダですが「三千年以上も前にインドやスリランカで発祥し現代にまで受け継がれている伝統医療」のことを言います。
アーユルヴェーダとは・・・
サンスクリット語で、アーユス(生命)+ヴェーダ(科学)を組み合わせたものです。
医療といっても一部の人だけの特別なものではありません。専門施設で行う特別な治療から個人が日常生活の中で取り組める簡単なことまで幅広いものがあります。
平たく言うと「心と体のバランスを保ちながら充実した人生を送るための教え」とも言えると思います。
西洋医学のようにメスを使って患部を取り除くといったような外科的なことは行わず、毎日の習慣の積み重ねで体の芯から体質を整えていくという、どちらかというと中国の漢方に近いのではないかという印象です。
アーユルヴェーダではヨガや瞑想、オイルマッサージ、健康的な食事、ハーブやスパイスを用いた健康管理といったものを生活に取り入れることを推奨しています。
これって今風の「ロハス」のイメージそのものですね。
アーユルヴェーダでは人間が生来生まれ持った性格や体質(ドーシャ)といったもので3つのグループに分けて、それぞれの体質にあわせた対策をアドバイスしています。
・ヴァータ(風)・・・やせ型、活動的
・ピッタ(火)・・・中肉中背、リーダー気質
・カパ(水)・・・太りやすい、安定派
上の表に書いた以外にもたくさんの判断基準がありますが、おおよそのイメージはこんな感じです。
日本ではアーユルヴェーダというとエステを想像する方が多いかもしれませんが、現地ではアーユルヴェーダの専門知識を持った医師やセラピストが施術にあたる高度な専門知識を必要とする医療でもあります。
治療や施術には薬草やスパイス、オイルといった天然のものが多く使われ、ケミカル製品のような副作用の危険性のあるものは使われません。
中には「えっ?!」と思うような素材で作られたものもありますが、それもきちんとした根拠に基づいたものです。
余談ですが、とりぞうは以前に牛の尿(!)から作った石鹸というのを使ったことがあります。
市販品なので香りも使い心地もごく普通でしたけど^^;
インドには医学としてアーユルヴェーダを学ぶための大学があります。
そしてAYUSH省(インド政府伝統医学省)という、こういった伝統的な予防医学を奨励するための政府機関もあるんです。
2020~21年にかけてのインドでのコロナ・パンデミックはものすごいものがありましたが、そのときにモディ首相は「カダ」と呼ばれる「ホーリーバジルをベースにしたお茶」を予防のために各家庭に常備するように、と演説の中で呼びかけています。
ホーリーバジル(トゥルシー)、シナモン、黒コショウ、乾燥ショウガ、レーズン
を煮出して煎じる。これを一日に1~2回飲む。
甘味付けでジャガリー(粗糖)、レモン汁etc加えるのもあり。
上は一例です。さらにくわしく知りたい方は、インドAYUSH省発行の「コロナ危機時のセルフケア」をどうぞ。
こんな感じにアーユルヴェーダはインドやスリランカの人たちの生活になくてはならないものとなっています。
冒頭で紹介したヨガやアーユルヴェーダを取り入れた健康法を紹介する動画が大人気の、登録者500万人+を誇る超人気チャンネルです。
こういう動画を見てもアーユルヴェーダがインド庶民の生活に根付いていることがよくわかります。
アーユルヴェーダ関連の役立つ情報が盛りだくさんなので興味のある方にはオススメです。
ただ日本では手に入りにくい材料が多いのが難点ですけど^^;
画像:Fit Tuber youtubeチャンネル(英語、ヒンディー語)
日本でも本場と変わらないハイレベルのアーユルヴェーダのセラピーが受けられるクリニックがあります。
エステでおなじみのシロダーラ、アビヤンガといった美容目的のものから健康相談、本格的パンチャカルマまでいろいろ受けられます。
上記以外にも眼精疲労、花粉症、糖尿病、不眠症、うつ、痔、便秘、肥満症、高血圧、婦人科系etcと幅広い分野をカバーしてます。
難点なのは東京にしかないのと健康保険が使えないため料金が高くなってしまうことですが、専門医師による1時間のオンラインの健康相談というのも受け付けています。
とりぞうは何年か前に通院で1度だけ利用しましたが、自分の体質やデトックスetcについてくわしいアドバイスがもらえてとても参考になりました。
しかし、いろいろ聞いてるとあっという間に制限時間過ぎちゃうんですよね~^^;
詳細は右のリンクからどうぞ。ハタイクリニック・アーユルヴェーダ・パンチャカルマ
アーユルヴェーダの豆知識についていろいろ書いてみました。
アーユルヴェーダはインドやスリランカで数千年という長い長い歴史の中ではぐくまれてきた独特の伝統医療ともいうもので、現地の人たちの暮らしに深く溶け込んでいます。
漢方にも似たものですが、美容や食事、ストレス解消、免疫強化etc日本人のワタシたちにとっても学ぶべきところは多いです。興味を持った方は少しづつ生活に取り入れてみてはいかがでしょう。
エステや美容面の恩恵だけではなく、健康管理やストレスの癒し効果etcもっと深い部分で万人の役に立つものです。
男性にもぜひおすすめしたいです。
心と体のバランスを保ちながら充実した人生を過ごすためののヒントがたくさん見つかると思います。
アーユルヴェーダについては、奥の深い世界なので機会を見てまた書いてみたいと思います。
ニルドーシュの公式サイト:Maans Products India
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