マイナカード返納時には「ひもづけ解除」も忘れずに!
もうマスコミでも報道されてますが、使えなくて不要になったマイナカードは簡単な手続きでいつでも返納できるって知ってました?
それと同時に、個人情報保護のために返納前にマイナポータルで忘れずにやっておきたい「紐づけ解除」作業というのがあるそうなんです。これは案外知られていないと思うので拡散のため記事にしてみました。
今のマイナカード制度に不安を感じている方はいったんここで返納しておいて様子を見るということも可能だそうです。
「マイナカード返納申請書」に記入するだけ
偶然みかけたYOUTUBE動画でマイナカードの返却方法と、それに付随して必要なマイナポータルでの解除作業についてくわしく解説していたのでご紹介します。
返却手続き自体は超カンタンです。
各自治体の役所等に置いてあるものかホームページからダウンロードした「マイナンバーカード返納申請書」に必要事項(名前、住所、返納理由etc)を記入し、各自治体指定の窓口に持参するか郵送すればいつでも受理されるとのことです。
返納申請書の受付については各自治体によって多少変わってくる可能性があるので、事前に問い合わせることをおすすめします。
それと同時に「マイナポータルでのひもづけ解除作業」も忘れずにやっておいてくださいね。やり方は次のセクションに書いてあります。
ちなみにワタシは最初から「マイナカードなんて胡散臭い」と思ったので今回は作ってません^^;
そのせいで説明が抽象的になっている部分があるかもしれませんが、ネタ元動画のリンクを記事の最後の方に載せてあるので補足が必要な方はそちらを参考にしていただければと思います。
同時にマイナポータルでの「ひもづけ解除」も忘れずに!
この「ひもづけ解除作業」をせずにカードだけ返却してしまった場合、紐づけされている情報だけがシステム上に残ってしまうことになるのでご注意を。
1. マイナポータルにログインして履歴を消去する。
2. 「ひもづけ」ボタンをOFFにする。
個人情報管理に敏感なアナタならこれは忘れずにね!
確定申告のときにも注意が必要
これは別の話になりますが、オンライン確定申告のときに「公金受け取り口座に指定しますか?」云々といったメッセージが出るみたいなんですが、これがすごいわかりづらい解釈になっているそうなんです。
上のメッセージが出たときにチェックを入れておかないと自動的に受け取り口座とマイナンバーが紐づいてしまうので、これも要注意とのことです。
紙の保険証が廃止されてもマイナカードは作成不要?!
来年の秋をもって長いこと親しんできた「紙の保険証」は廃止されることはすでに決定してますが、どうしてもマイナカードを作りたくない人や事情があって作れない人のためには下のような代替策があるそうです。
国民健康保険加入者なら各自治体の役所、会社の保険ならそこの担当部署等で「資格確認書」というものを発行してもらいます。
これは紙の保険証と同じ扱いになるものなのでマイナカードがなくても困らないんです、とのこと。
これだと一年ごとに自身による更新手続きが必要にはなりますが、すぐに作ってもらえるし暗証番号も不要ということなので何も不自由はない感じです。
考えてみれば今の紙の保険証も毎年更新されているし、次回からは自分自身による更新手続きが必要になるという点が違うだけです。ワタシもそうですが、マイナカード作りたくない人もこれを利用すれば心配はなさそうに思います。
あ、でもそれよりもマイナカード自体がこの先どうなるのかという疑問の方が大きいです。いろいろな識者の話を総合するとかなり先行き怪しい印象なので^^;
蛇足:マイナンバーも「ショック・ドクトリン」だった?!
世界の裏事情にくわしい方ならば「ショック・ドクトリン」という言葉を聞いたことがあるのではないかと思いますが、事情にくわしい人の話だと最近はこの手法を使った政策や法令が世界各国で多く採決されているそうです。
ショック・ドクトリン
ドクトリン(DOCTRINE)とは英語で「教義、教え」といった意味で、「ショック・ドクトリン」はもともとカナダのジャーナリストが作った造語です。
「戦争・テロ・パンデミック」etcといった怖~いニュースを聞いたときに人々が受けるショックを利用して、新しい政策を俊敏に実行するための手法のことを言います。
例えば大勢の人が犠牲になった2001年の「NY9.11同時多発テロ」後のアメリカでは、安全保持を口実に米国内のあらゆる場所に監視カメラや盗聴システムの設置、言論規制の強化等を実行するという法案が即時に議会で採決されました。
実はこれは安全保持というよりは国民を見張る目的のための法案であったのではないかと言われています。
「ショック・ドクトリン」とは
陰謀論かどうかは別としても、こういった「ショック・ドクトリン」の特徴は次の2つだそうです。
1. 絶対に反対できない理由やメリットばかりを強調する。
2. スピードごり押しで相手に考える時間を与えずに即決させる。
とにかく相手を怖がらせたり焦らせることばかりを上げ連ねて相手に結論を急がせるが、その相手は時間が経つにつれて最初に聞いた話とのギャップが大きくなってくることにやっと気づくがそのときは時すでに遅し、となっているというのが特徴です。
今回は「期間限定で高額ポイント還元!」に引っかかってしまった人が多かったみたいですね。物価高で生活が混乱していたことも原因だったんだと思います。
これからはおいしい話の裏には「ショック・ドクトリン」が用いられているかもしれない、という可能性を疑ってみてくださいませ。
↓今回のネタ元動画。長いです。返却方法については28~33分あたりです↓
【まとめ】マイナカード返納時には「ひもづけ解除」も忘れずに
「トラブル続きでもういらない!」という場合のマイナカードの返納方法とその際に同時にやっておきたいマイナポータルでの作業をご紹介しました。
今のマイナ・システムに不安を感じているという方も、ここでいったん返納して様子を見守るということも可能だそうです。
とはいえ、返却後にマイナカードを再発行する場合は手数料として1000円ぐらいがかかります。
<手続き方法>
1. まず「マイナンバーカード返納申請書」を役所等の各自治体の窓口でもらう。
2. 必要事項を記入したら郵送か窓口へ持参すればすぐに受け付けてもらえます。
それと同時にマイナポータルでの「ひもづけ解除」作業を忘れずに。
3. マイナポータルにログインしたら履歴を消す。
4. 同時に「紐づけボタン」をOFFにする。
マイナポータルでの「ひもづけ解除作業」が必要なことはあまり知られていないと思うので、ぜひ拡散してくださいませ。これを忘れてしまうと、カードを返納してもシステム上にひもづけした情報だけが残っているという状態になってしまうとのこと。ご注意を。
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