つい最近、某フリマで海外ブランドコスメの中古のアイシャドウパレットを同時期に計4つ買ったら、なんと3つにニセモノ疑惑があることが判明!
それと同時にフリマに出品されてる激安なブランドコスメには極めて品質の疑わしい、パチもんが思っている以上に多く出回っているということもわかりました。
安く売られてるとついつい心が動かされてしまうことも多いですが、ポチる前に一度疑ってみてくださいませ。
今回の経験から注意喚起の意味も兼ねて記事にまとめてみました。
参考になれば幸いでございマス。
激安パレットを4つ大人買いしちゃった結果・・・
今回ワタシが購入したのは某フリマで中古として出品されていた、アメリカの人気ブランドコスメ「URBAN DECAY(アーバンディケイ)」のアイシャドウパレットです。
日本人にはあまり馴染みないかもしれませんが、アーバンディケイといえば海外のコスメフリークなら何かしら必ず持っていると言ってもいいような大人気ブランドなんです。
そのアーバンディケイで人気のアイシャドウパレット4種類(中古で)をほぼ同時に大人買いしてしまったのでした。
とはいえそのうちの2つはフェイク品確定、1つはおそらくはフェイク確定(90%)で、本物と認められるレベルのものはたった1つのみでした。
ブランドコスメにしては爆安で売られていましたが、どれも個人出品者からの購入で悪い評価のない人ばかりだったんです。
ひょっとしたら出品者自身も自分がフェイク品を使っていたことに気づいていなかったということもあり得ます。
とはいえ頭にきたのはもちろんですが、それよりもフリマで売られている中古ブランドコスメにこんなにも多くのフェイク品が出回っているということに驚愕したのでした。
騙されないためにも事前の下調べと多少の知識は必須
使ったこともなく、実物を見たこともない商品を何の知識もない状態で購入するのは危険です。
日本国内に公式ショップがなかったりすると実物に触れる機会はほぼなくなりますが、そういう場合でも確認できる方法はあります。
それは、YOUTUBEにあがってるコスメ系海外youtuberによるレビュー動画を参考にすることです。
フェイク品と本物を比較した動画もけっこうみつかるので、欲しいアイテムについて知りたいときは「目当てのブランドやアイテム名」の後ろに「Real or Fake」を付けて検索すると関連動画が出てきます。
この場合も外見のみの確認方法になってしまいますが、外から見ただけでもフェイク品はけっこう容易に見分けることはできます。
ブランドロゴの位置が違うとかシリアルナンバーが入ってないとか、どこかしら手抜きな部分が多い印象です。
ちなみに正規品のアーバンディケイ「NAKED」シリーズのアイシャドウパレットはUSA公式サイトでは49ドルで販売されています(2023.11現在)。
確認方法は、YOUTUBEで商品名の後ろに「FAKE」を付けて検索してみてね♪
画像で比較。これがNAKEDシリーズのパチもんだ!
こんなヒドいパチもんを掴まされたのは今回初めてだったんですが、フェイク品のレベルにもいろいろとあるということもわかりました。
今回買ったものに限っても見ただけでフェイク品とわかるレベルのものから、ビミョーな点で判断に迷うものといろいろありました。
こんな巧妙な方法でフェイク品が出回ってると当のブランドもイメージダウンにつながって迷惑してるに違いないと思います。
憧れのアーバンディケイをこれから買おうと思ってるアナタがフェイク品に騙されないためにも比較画像とリアルとフェイクとの見分け方を載せておくので参考にしてくださいませ。
上は今回ワタシがフリマで買った4点です。
手前からNAKED HONEY、NAKED3、NAKED、NAKED CHERRY
(4つのうち「NAKED」と「NAKED CHERRY」は現在は廃盤になってます)。
この中で恐らく本物だろうと確信できたのは「NAKED CHERRY」(一番上の赤いやつ)のみでした。
なんという無駄!!!
アイシャドウパレット「NAKED」のフェイク品の見分け方
ひと昔前?に一世を風靡した感のあるアーバンディケイの大ヒット作パレットです。でも4年ぐらい前に廃盤になってしまいました。
自分も実際に本物を見たことがないためYOUTUBE動画からの情報に頼るしかありませんでしたが、決め手はパレット表面のブランドロゴの位置ということがわかりました(下の画像)。
茶色い方が問題のNAKEDパレットです。動画では「本物のブランドロゴは「NAKED」の文字の左下にある(ピンクの方は正規品)」と言ってました。
上の画像のはどう見ても違いますよね~
フェイク品はミラーのある面(フタの裏側)の仕上げが雑で表面がデコボコしてます。本物はもっと滑らかということでした。
そして、ちょっと試し塗りしてみたら粉質が最悪。乾燥してパサついた感じできれいに肌に乗らないし、ブレンドすると汚く混じり合いました。
これもパチもん認定となってしまったのでした。
「NAKED3」の決定的な見分け方を発見
これは今回買った中で一番ヒドイと思ったフェイク品です。
パレット自体の色の違いも歴然。しかもミラーがフィルム状で歪んで見える、シャドウの色味もまったく違う、ともう書くべきことが多すぎるぐらいです。
詳しい比較については下のリンク記事に書いてます。
で、今回気付いた決定的なフェイク品の決め手はこれ(下の画像)でした。
上の画像のように、ニセモノはバレットのマチ部分(本の背表紙に当たるところ)に「URBAN DECAY」のロゴが入っていません。色もぜんぜん違います。
「NAKED3」を買おうと思ってる方はここを確認してみてください。
フェイク度90%?! 判断に迷う「NAKED HONEY」
中央のきらきらゴールドに魅かれてけっこうな金額で買ってしまいましたが、これは判断に迷うクオリティで悩ましいレベルです。
しかし、粉質がイマイチで肌馴染みが悪く品質的に疑わしいのと、容器の仕上げに高級ブランドらしからぬ雑な部分があるので恐らくフェイクだろうという結論に至りました。
上の画像の茶色っぽい方が問題の「NAKED HONEY」、赤い方が今回買った「NAKED CHERRY」(今回これだけは正規品だろうと納得できた唯一の品)です。
どちらも同じ素材(プラスチック製)で、赤い方の表面は何も突起がなく滑らかですが、茶色の方は中央に小さな謎の突起があります。
表面に塗られた塗料の仕上げミスによるものなのか、型を取ったときに付いたものなのか不明ですが、有名ブランドコスメがこんな陳腐な出来損ない製品を平気で売るとも思えません。
上の2つのことを念頭に入れて評価するとやっぱりこれはフェイク品なのではないかというのが個人的な感想です。
今回これを一番楽しみにしていたのでかなりがっかりしました。
(しかもけっこうな値段で買ってしまった・・・T_T)
【まとめ】ブランドコスメのフェイク品はフリマに信じられないぐらい出回っている!
4種類も大人買いしたアーバンディケイのアイシャドウパレットのうち3種類がパチもんだったという、とんでもない経験とその見分け方についてご紹介しました。
自分で使ったこともなく、実物を見たこともない海外ブランドのコスメをフリマで買うときには十分注意してください。
ネットにはそういった怪しい商品がたくさん流通しています。
もしもまったく事前情報がなくて困ったら、YOUTUBEにあがっているコスメ系海外youtuberによる動画を参考にすることをオススメします。
ブランドや商品名の後ろに「FAKE」と付けて検索すると関連の動画が出てきます。それがみつからなくても、製品レビュー動画だけでも参考にはなるので根気よく探してみてください。
しかし、騙されないためにできる最大の防御策は下の一択に尽きます。
「正規品」と謳われているモノ以外は絶対に手を出してはイケマセン!!!
かしこくフリマでHappy shopping~♪
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