ホットカーペットの処分て自治体や廃品回収業者に有料で引き取ってもらうしかないと思ってませんか?
その結果、ダラダラしちゃって季節が変わっても押し入れや納戸に置きっぱなしで邪魔になってるとかって多いですよね~
でも、実は自分で簡単に解体できて無料で処分できるということがわかったんです。
ちょっとの時間と手間をさけば簡単に解体できて、あとは可燃ゴミと不燃ゴミに分けていつものゴミの日に捨てればあっという間に問題解決。
ぜひ拡散しましょう~♪
無料で完結!3ステップで簡単処分
納戸に長いこと放置されたままの壊れたホットカーペット。早いうちに処分しなければ・・・とずーっと気になってはいたものの、気が付けば3年が経とうとしているではありませんか!
いい加減やばいと思ったので有料で粗大ゴミに出す決心をしたものの、「なんか自分でもできそうなんだけどな~」と思ってダメモトでググってみたらやっぱりありました。
ホットカーペットは自分で解体すれば無料で処分できる!
大まかな手順は下のようになります。
①解体する
②可燃ゴミと不燃ゴミに分別
③各自治体の指定のゴミの日に出す
上の3ステップで完了です。
一般的なホットカーペットならば今回紹介する方法で対応できると思います。
その際はごめんなさいm(__)m
ちなみに今回解体したものは、フエルトのような毛足の長い生地と不織布みたいな薄い布を張り合わせたものだったので案外楽に解体できました。
回収業者の言うことは鵜呑みにできないと気付かされた
今回紹介するこの方法を知ったのは、ある地方都市の市役所のHPという意外な場所でした。
しかも、懇切丁寧に実際の解体現場を写した画像まで載せてくれているではありませんか。
同時に表示されたその他の検索結果を見てみると、有名ななんとか知恵袋にも「有料で引き取ってもらうしかない」みたいな答えしか出てなかったし、回収業者のHPには次のようなコメントが。
・・・そんなアホな。うちのはハサミで切れたけどぉ・・・
・・・うちのが古かったから?それとも最新型モデルってみんなそうなの?・・・
といったワケのわからんことがいくつも書いてあるという絶望的な状況。
これじゃあ素人には解体は無理かも、って誰でも思っちゃいますよね。
しかし実際には自分でできちゃったのです。
回収業者に頼めばたぶん1000円は確実に取られるだろうし、これは完全なセールスのための洗脳・・・いえ、誘導工作だよな~と思ったのでした。
たしかに専門業者に任せれば心配ないけどさ。でも、煽りすぎじゃね?
画像で検証。実際のホットカーペット解体手順
思い立ったが吉日で、その日のうちに作業に取りかかりました。
準備するもの
用意するのは切れ味のいいごっついハサミひとつだけ。
かなり力がかかるので頑丈なのがいいです。
(そのせいでワタシは指に水ぶくれ作っちゃいました^^;)
洋裁に使う「裁ちバサミ」でもいいです、というかその方が切りやすいです。
洋裁バサミを使う場合はカーペット内部に張り巡らされている電熱線を挟み込まないように注意してください。
繊維以外のものを切っちゃうと使えなくなることがあります。
ワタクシが今回使ったのはこちら。
ダイソーのポイント貯めて買ったやつです。
でもあまりにも切れ味悪かったので、途中で洋裁バサミに持ち替えました^^;
カッターの方が使いやすいって人はそれでもいいと思います。
ただしDIYに使うようなビッグサイズのものが必要になります。
それとオプションとしてあった方がいいのがマスクです。
今回作業していて思ったのですが、細かい繊維の埃がたくさん出るのでつけた方がいいように思いました。必要な方はゴーグルも。
実際の作業手順を画像付きで
解体手順をざっと分けると4段階になります。
今回ワタクシが解体したのは7年ぐらい前に買ったYUASAの1.5畳のホットカーペットです。
けっこう耐久性はよかったですね。5年弱もちました。
①まずコントローラーを本体から切り離します。
近くに電熱線があるのでコントローラー部分ぎりぎりの線で切りましょう。
あらま、簡単に切れちゃいました。
②次にカーペットの縁取り部分をぐるりと切っていきます。
左側の縁をかがってあるこの部分です。
こんな感じにぐるりと一周切っていきます。
縁取りの切り離し成功。
③いよいよ?カーペット分離作業へ。
本体カーペット部は画像のように接着剤を使った2枚重ねになっているのでそれを引き剝がしていきます。
端から引っ剥がしていけばどんどんと剥がれていきますが、もともとの接着が強力なのでけっこうな体力使いました。
私は一枚を足で押さえながらもう一枚を手で引っ張って格闘しながらはがしました^^;
④分離させたら電熱線をはがしていきます。
はがしたら内部はこうなってました。電熱線はすごい細くてハサミでも切れちゃいました。
電熱線にも接着剤が使われてましたが、手で簡単にはがせました。
某回収業者のHPには「電熱線は危険なため切断・解体してはいけません」と書かれてたけど・・・ホントかよ。
解体はこれで完了です。ぐっジョブ!でしたわ♪
あとはそれぞれのパーツを自治体の指示に従って分別、指定のゴミ回収日に捨ててください。
ここまで女ひとりの力でやって、だいたい30分ぐらいでできた気がします。
2枚のカーペットをひっぱがすのが一番大変だったけど、思ってたよりずっと簡単でした。
しかし、作業完了したらなんとハサミを持っていた手に水ぶくれができてました。ひえ~^^;
切れ味のいい頑丈なハサミを使うことを強くお勧めします。
その後解体したゴミを切り分けたり分別したりしてたら、またまた30分ぐらいかかっちゃいました^^;
すべて含めると1時間といったところでしょうかね。
補足:解体後の処分について
今回参考にさせていただいた岡山県浅口市役所様のHPには以下のように書いてありました。
・布部分は1m以内に切り分けて燃えるゴミへ。
・電熱コードとコントローラーは不燃ゴミへ。
(コントローラーは小型家電として回収ボックスへ入れることも可能とのこと)
自治体によって処分のしかたに違いがあるかもしれないので、ゴミの処分方法はそれぞれの自治体に確認するのがいいと思います。
【まとめ】ホットカーペット解体は1人でもできた。押さえておきたいポイント
今回自分でやってみて次のことがわかりました。
1.自分でホットカーペットを解体して捨てるのは別に難しいことではない。
はさみ1本でも解体できる。必要なのは次のものだけ。
② 必要に応じてマスクやゴーグル(解体時に粉塵がかなり出るので)
2.解体後はそれぞれのパーツを各自治体のルールに従って廃棄すれば無料で処分できる。
3.業者の宣伝文句を鵜呑みにする前に自治体に確認しよう。
特に3.業者の宣伝文句には要注意だと思いました。
何も知らずに業者におまかせで利用するとボッたくられます。
そして解体するときは次の3段階に分けてバラせば楽ちんです。
①まずコントローラーと端の縫い取り部分を切り離す。
②接着剤で貼りあわされているカーペット本体部分を2枚に引きはがす。
(けっこうな力が必要になります)
③ばらしたら表面についている電熱コードをはがす。
2枚にバラしてから解体するってのがミソだね。ぜんぶくっついた状態で切ろうとすると無理があるんだね。
④あとは各自治体のルールに従ってゴミを分別して捨ててください。
実際にやってみた感想は、思っていたよりもずっと簡単でした。
けっこうな力仕事ではありましたが^^;
非力な女ひとりでも楽勝で解体できたぐらいなんだからそんなに大変なことではないと思います。
そして今回、迷ったときは公共機関のような一次情報が一番確実だと思いました。
「業者に任せるのが安心、素人が解体するのは危険、特殊な工具が必要etc」といった業者の洗脳・煽り文句には乗せられないようにお気をつけくださいマセ。
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