別記事でエナジーバンパイアの撃退法について書きましたが、今回はワタシの10年の経験を元に編み出して実践中の「エナジーバンパイア撃退法・電話編」についてご紹介したいと思います。
相手の性格によって対応のしかたも違ってくることもあるかと思いますが、エナジーバンパイア攻撃に現在進行形でお困りの方々のヒントになればと思って書きました。
ほんと、迷惑な連中としか言えません・・・
ワタシを長年悩ますエナジーバンパイアについて
既に別記事にも書いたように、ワタシには10年来の付き合いになるADHDの知人がいます。
この記事では仮に「K女史」と呼ぶことにします。
K女史のことをエナジーバンパイアと呼んでいいのかわかりませんが、とにかく超人的キャラで常識はずれた人です。
いつも異常なほどのハイテンションで相手の調子を何もかも狂わす人なので、自分では彼女はエナジーバンパイアに違いないと信じています。
イイ歳こいて自分のやってる迷惑行為に何の自覚も罪悪感も感じない、「傲慢・高飛車・鋼鉄のツラの皮を持つ」異次元の世界に棲むモノノケにほかなりません。
キレるとケダモノのようにわめき散らすわ、相手を罵倒する耳を覆いたくなるような悪態のオンパレードetc、安易に関わった人間は修羅場を見ることになります。
さらに始末の悪いことには、彼女ってその超人的エネルギーを常に持て余していて他人の生活をかき回すことに関しては人一倍熱心なんです。
もはやストーカーともいえるレベルの電話攻撃
そして彼女は病的といえるほどの電話魔でもあります。
その異常ともいえる電話攻撃にずっと悩まされてきましたが、付き合いが長くなるにつれて適当にあしらう方法もわかってきたので最近はだいぶ楽になりました。
この記事ではワタシが実践しているその「エナジーバンパイア撃退法・電話編」を実例をまじえながらご紹介しています。
エナジーバンパイアについてよく知らない方は、下の記事で解説しているので参考にしてくださいませ。オカルトとは関係ありません。
エナジーバンパイアと電話で話してはいけないワケ
別記事「アナタを破滅に導く・・・」で紹介したアメリカの精神科医によるアドバイスで「エナジーバンパイアとはなるべく直接の接触を避ける」というのがありましたが、ワタシは自分の経験を通してまったくその通りだと賛同します。
なぜかというと、そういったことに我慢して無理やり付き合うのはなんの得にならないばかりか、逆に自分が大変な損害を被る羽目になるということを嫌というほど思い知ったからです。
K女史に関してはとにかく忖度知らなすぎというか、普通の感覚で付き合ってはいけない相手だということ多すぎです。
エナジーバンパイアの電話攻撃の実例
K女史の例でいうと、とにかく思い立ったら衝動的に電話してきます。
時間も場所も相手の都合もありません。不意打ちはしょっちゅうです。
そして電話を取った途端に挨拶もなしに、自分の言いたいことを一気にまくしたてます。
ビル・ゲイツがグアンタナモへ連行されて4刑になった!
今いるのはクローンだ。
ワタシは遠い昔に日本に流れ着いた古代ユダヤ人の由緒正しい家系の末裔…
・・・といった、もういきなり別次元へ突然放り込まれるような話題を平然と振ってきます。
突然そんなぶっ飛んだ話題を出されたら頭の切り替えするのも大変なのに、そこからさらにまったく別の話題へと論点を次々に移されるので、もう話しながらワタシの頭の中は情報が錯綜するゴチャ混ぜのビビンパ状態になってしまうのでした。
相手が理解しているかなんてことなんか気にせずに、こんなことを1時間ほども延々とまくし立てるんです。
そしてひとしきり話し終えると、「あ、アタシそろそろ出かけないと。またね~」とトートツに電話を切るというのが常套手段です。
まだこちらの頭の中はトランス状態というか、現実の世界に戻ってきていない状態だから何かおいてけぼりを食った気分というか、電話を置いた後もキツネにつままれたような変な感覚をおぼえるのでした。
こんな風に一方的にむこうのペースに振り回されただけでただの時間の浪費、心身ともに疲労感しか残らないという思いを嫌というほど味わってきました。
「発作」が起こると誰かと無性に話したくなる
という病気
付き合いこそ長いK女史ですが、数年前にひと悶着あってからワタシの方からは一切連絡しないようになりました。
今では大した利害関係もないのであちらから連絡してくる必要もないはずなんですが、どういうわけか今でもしつこく電話してきます。
でも最近になって悟ったんですが、それってワタシと話したいとか交友関係を持ちたいという気持ちからではなくて、ただ単にADHDの「発作」が起こったからなんだって気づきました。
というのも、ADHDの人って何かを思い立ったらそれを自分の胸の内に収めておくことができないので、思い立ったが吉日で即行動に移さないといられないそうなんです。
だから彼女も何か突然思い立ったことがあると、衝動的にその場で誰かに話したくなって手当たり次第にあちこち電話してるようなんです。
ひとりで「携帯を4台も契約してる」という話を聞いたことあるので、そうやって日々忙しく過ごしてるみたいです。
排泄行為と等しい電話攻撃
今ではその「発作」が起こって電話してきてるときと、そうでないまともな精神状態のときとの違いがわかるようになりました。
「発作」で話してるときってなんか変だなってわかるんです。
とにかく何かに憑りつかれたみたいに話の切れ目がなくて一方的で、まともな会話にならないんです。
話の内容も支離滅裂で芋づる式に次から次へと話題が飛びます。
適当な理由をつけて切りたくても、とにかく話の切れ目がないのでそのタイミングがつかめない状態です。
こういうときは「馬の耳に念仏」な状態で長時間悶々と付き合わされることになるので、こちらもストレス爆発!必須です。
これも最近気づいたことですが、こういう発作が起こってるときって聞いてくれる相手は別にワタシでなくても誰でもよくて、言ってることもその場限りのことばかりです。
言いたいことが終わればそれで「あ~すっきりしたわ」ということらしいので、欲求不満のハケ口とか排泄行為に付き合わされてるようなもんだって思います。
こんなことを半永久的に繰り返してるのがK女史です。
撃退法1:電話を取ったら相手の話している内容の本意を探る
こんなことが続くといい加減自分でも相手の習性について学習することになりました。
それからはむこうの話に引き込まれないように注意することと、なんの意図を持って電話してきてるのかに注意を払うようになりました。
相手の話についていこうとして必死になっているとむこうのペースに飲まれて、何時間も無為な時間に付き合わされることになります。
これがわかるようになってからは「自分には利害のない話」だとわかった時点で適当な理由をつけて電話を切るようにしてます。
「今は出先だから」とか「これから出かける」とかそんなのでいいんです。
前出のアメリカの精神科の先生によると「今日はすごい疲れてるから」というのが一番効果的なんだそうです。
なぜかというと、エナジーバンパイアにとって疲れている人間というのはそそられる相手ではないからだそうです。
撃退法2:相手の話のペースに飲まれないうちに話題をそらす。
相手が頻繁に電話をかけてくると毎回同じ言い訳が使えなくなることもありますよね。
そういうときに使ってるのが次に紹介するこの方法です。
相手がいつもの調子でベラベラ話しだしたら、こちらから話題を突然変えてしまうんです。
「そういえば、〇〇ってどこにあるんでしたっけ」とか
「〇〇の作り方って知ってますか」とか、トートツに異次元の話題を振ってやります。
「ステーキはレアに限るよな」とかさ~
相手の話のペースに飲まれないことだな。
こちらが話のイニシアチブを取って相手にスキを与えないようにするんです。
こうするとさすがにむこうの調子も狂うみたいで、いつもと逆のことが起こります。
元々が自分のことばかりで相手の話を聞くことができない人なので、聞き役になることに相当なストレスを感じるらしくさっさと退散してくれます。
今では上の2つの方法をケースバイケースで使い分けて撃退してます。
同情的になると粘着される
ワタシも何も知らない頃はさんざんこれにやられましたが、むこうの言ってることを大真面目に受け答えしてると増長して粘着されます。
こちらが一生懸命、誠心誠意親切に相手の話を聞いていてもむこうにとってはその場限りの気晴らしに過ぎないので、次に話すときには前回言ったことなんて忘れてます。
そして、次に電話かけてくるときは何事もなかったようにまったく別の話題に付き合わされるので建設的な人間関係なんて築けるわけもないです。
聞くだけ時間とお金の無駄になります。
相手にエナジーバンパイアの気配を感じた時点で突き放すのが利口だと思います。
奴らの欲求不満のハケ口に利用されるだけ
こうやって他人の親切心や同情心を食いものにするのがエナジーバンパイアの常套手段です。
アナタと話したいから電話してくるのではなく、ただ単に誰かに欲求不満をぶつけたいから手当たり次第に電話してるんだと思ってた方がいいです。
エナジーバンパイアは基本的に高慢ちきな人間が多いので、相手のことなんて自分より劣った三流国民ぐらいにしか思ってないですよ。
「アナタみたいなフツーの人は心配ないけど、ワタシは神様に選ばれた特別な人間だから気をつけないと~♪」なんてこと、平然と言い放ってきます。
そんな相手に貴重な自分の時間を浪費するのはやめましょう。
【まとめ】相手のペースに飲まれないことが基本の撃退法
電話でのエナジーバンパイア撃退法について書いてみました。
ある程度の経験を積まないと今回書いた方法は難しいかもしれませんが、今後の対策に役立てていただければうれしいです。
一番効果的なのは、相手の話に耳は貸さず興味も示さないことだと思います。
もしもしつこく電話で粘着されてしまったら、相手の話を真に受けて真面目に関わるのは危険です。
言っていることが作り話であることも多く、いつでも話を聞いてくれる人だと悟られると粘着されます。
「今は忙しい」とか「疲れてるから」とかいったよくある理由で拒否しましょう。
それでもしつこいようならばいっそ「この時間にかけられると迷惑だから」とはっきり言ってしまうのも手だと思います。
相手の気持ちを思うゆとりのない人もいると思うので、自分から意思表示することが必要な場合もあります。
自分の経験ではエナジーバンパイアと思われる人たちはあまり執着心はない印象だったので、最初のターゲットに嫌われたらまた別の獲物を探しにいく、というケースが多かった気がします。
くわしい撃退法については下の関連記事を読んでみてくださいマセ。
アナタを破滅へと導く!エナジーバンパイア撃退のための9か条
【ADHD・双極性障害】ひょっとして彼らもエナジーバンパイアだったのか?!
<ストレスをカラダの芯からデトックス!>
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