ヨギボーやその他のビーズクッションを長年お使いの皆さま、カバーの下のインナークッションには想像を超えた汚れやニオイが蓄積されてしまっていることがわかりました。
アウターカバーかけてると気づきにくいんですが、ワタシは開けたらびっくりな体験をまたまたしてしまいました。
ヨギボーはインナークッションも水洗い可にはなってますが、あのサイズを洗濯機で洗うのは絶対に無理な話。それじゃあこうしましょう、ということでワタシが選んだ方法は家の浴槽で人力で洗うという超原始的な方法。
ダメモトでやってみた「真夏のヨギボー・ホームクリーニング体験」をまとめてみました。
洗濯よりも乾燥が地獄だったヨギボーのホームクリーニング
まず最初に言ってしまうと、インナークッション自体は洗剤使ってホームクリーニングしても問題は起きませんでした。
が、気を付けないといけないのは洗濯後に完全に乾燥するのが物凄く大変なことです。ワタシの場合はミニの大きさで、真夏の炎天下でも満足いく状態に乾燥するまで軽く1週間かかった感じです。
その後は問題なく使えてますが、今回試した方法では完璧にきれいになるはずもなく、あくまでもその場しのぎのレベル程度だし、時間と労力を考えるとはっきり言って「どうなのかな~」という感じです。
今回の体験からこれから新規にヨギボーを買おうと思ってるはあとあとのメンテナンスのことまで考えて購入することを強くオススメしたいです。
カバーの内側にはアンビリバボーな汚れやニオイが蓄積されていた
・・・ということで、ここからはワタシの個人的な「真夏のヨギボー・ホームクリーニング体験」のレポートです。あくまでも個人の体験談として参考にしてくださいね^^;
自分でもびっくりなんですが、ヨギボー日本上陸当時からの愛用者です。かれこれ7年ぐらいになりますが、当時買ったヨギボー・ミディを何度かサイズダウンしながら今も使い続けてます。
現在はミニよりも少し小さい大きさにしてニトリのカバーかけて使ってますが、インナークッション自体は型崩れもしてないしまだしばらくは愛用できそうな気配です。
しかしある日、アウターカバーを洗濯しようとはずしたときにふと気づくことがありました。
ひえ~、なんなんだ。この邪悪なニオイは?!
アウターカバーをはずしたときにパンドラの箱が開かれたのごとく、すっぱいようなすえたような、今まで嗅いだことのないようなブーンと鼻をつくニオイがあたりに放たれたんです。
これはまさに長年の間にインナークッション内部に蓄積された生活臭の賜物、何度も飲み物こぼしたり、居眠りしたときにかいた寝汗etcが熟成されて変質したものに違いありません。
しかも外側の白いカバーには広範囲にわたる部分的な黄ばみ、変色した輪じみ、赤茶けたシミみたいのがまだらになってるし~ これだけ汚れてれば臭っても無理はないってもんです。
今までアウターカバーは何度も洗濯していたんですが、その内側のインナークッションは気にしたことがなかったのでこれは衝撃でした。
さすがに7年も経ってれば無理もないですよね~^^;
洗濯前の下準備の方が大変だった
この汚れと悪臭をこのまま放置することは衛生的にも許されないと思ったんですが、この大きさがどう考えても家庭用洗濯機には入るとは思えない・・・
となると、もうこれしかないとうちの浴槽に突っ込んで足踏みで洗濯しようということになりました。
ワタシがヨギボーを買った当時に公式サイトでは「インナークッションが汚れたらシャワーの水で洗い流すのも可」といったようなことがPR動画で謳われていたのを覚えてます。
「だったらうちで洗ってしまってもいいよね~」ということになったわけです。
もうだいぶ使い込んでるから失敗したとしても未練なく処分できるし、捨てるのもお金かからないし~♪ 中のビーズだけ捨ててカバーだけ再利用してもいいし~♪
ビーズだけ新品に入れ替えれば簡単な感じですが、これだと手間もお金もかかってしまうのは必至。
そのうえヨギボーのビーズの扱いづらさは身に染みて知ってるので洗ってしまうのが一番手っ取り早いと思ったんです。
そして季節は8月の連日35度を超えるような猛暑の日々で毎日快晴。当分雨の心配もなさそうだし、善は急げでその翌日に決行することにしました。
洗濯前に下準備もぬかりなくやっておくのが必須
結論から言ってしまうと、インナークッションを洗剤と漂白剤使ってテキトーに洗っても何も不具合は起きませんでした。
しかし! 問題は洗濯後のヨギボーをどう乾かすかという超難題に後から気づくことになったのでした。
うちの浴槽はけっこう大きいのでヨギボーのミニぐらいならばおそらく入るだろうという確信はありましたが、問題なのはその洗濯後のことです。
うちは風呂場は1階にあるので洗い終わったヨギボーをまた2階まで持ってこなければなりません。一滴も水を垂らすことなく運ぶのはほぼ不可能です。
たんまりと水分を吸って倍ぐらいの重さになったヨギボーをどうやって2階のベランダまで運ぼうか、水もたくさん垂れるだろうしその対策も考えなければなりません。
大きな厚手の布にくるむか、ごみ袋、大きめのコンテナといったものが頭に浮かびましたが、どれも適当なものが家にはない・・・。
ちょうど大き目のプラスチック製の収納用バケツみたいのが部屋にあったものの、どう考えても小さすぎてヨギボー入らないじゃん・・・
「まあ、はみ出したとしてもバケツの中に水が落ちるようにすればいいか」ということで、とりあえずそれで見切り発車。
とは思ってもできる限り手早く通路も濡らすことなく運びたいと思ったので、運搬経路は事前に念入りに作っておきました。
外気温35度超えの災害的暑さの中、ホームクリーニングを決行
運搬経路を確保したところでヨギボーのホームクリーニング開始。
まず浴槽に適当な深さのぬるま湯を張ったところへ洗剤と漂白剤を混ぜ混ぜして薄目に洗濯液を作り、そこへ下の画像のようにヨギボーをドボンと投入。
水をたっぷりと含んだヨギボーが一瞬で「一反木綿(「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる妖怪)」みたいに浴槽いっぱいに広がったので、かなり焦りました^^;(画像)。
しかも漬けたとたんに水がみるみる赤っぽい薄茶色に変色!
「うわ~こんなに汚れてたとは・・・」としばし絶句。
同時に「事前に気になるシミや汚れにはシミ取り剤をつけておくべきだった!」ということにこの場で気づきました。しかし時すでに遅し^^;
その後は自ら浴槽に入り、手打ちうどんを足でこねる要領でヨギボーの上をリズミカルに行ったりきたり移動しての麦踏みダンス?。
洗剤のせいでぬるぬるしてるから足元がすごい滑りやすいし、ヨギボーに足を盗られるしでスリル満点といったところ。
しかもこの日の気温は35度超えの猛暑。空調のない浴室も外とほぼ変わらない高温になっていたはず。
動くほどに汗が全身に滝のように流れてきて、目の中にも入ってくるしでまるで拷問。
こんな調子で10分ぐらい経って「これ以上は体力的に限界」と思った時点で麦踏みダンスは終了してすすぎへ。
すすぎの方が大変だった・・・
しかし洗濯するときはなんでもそうですが、洗うときよりもすすぎの方が手間がかかるんです。それと変わらず、今回もすすぎが地獄でした。
使う水量が多いので時間がかかるのと、なにせビーズの量も多いので奥の方の汚れがなかなか取れてないんじゃないかという感じ。
2回ぐらいすすいだらだいぶ水の色も透明に近づいてきたので完璧とは言い難いものの、もうこれ以上やってたら熱中症にでもかかりそうなのが心配だったのもありここで一応終了。
たっぷり水分吸ったヨギボーを二階まで運ぶのもまた地獄だった・・・
「あとはベランダに干すだけだー」となりましたが、洗濯後に脱水もかけられないのでこれをこのまま2階まで手早く運ばなければなりません。
しかし、洗いあがりのヨギボーからは水がとめどなく滴り落ちてくるわ、重量は倍ぐらいに増えてるわでカオスそのもの。
ヨギボーのお尻の部分だけバケツに突っ込んだ状態で、あとは自分で抱え込んで着てる服に吸水させるようなかたちにして脱兎のごとく2階へと一気に猛ダッシュ!
通路にあったものを事前にぜんぶ取っ払っておいて正解でした。服も速乾性素材を選んでおいたから濡れてもあまり気にならずに済んだし。
火事場のバカ力とでもいうべきか、こうしてヨギボーの運搬作業は無事に終了。
しかし、最後の段階でヨギボーを取り出すときにバケツをひっくり返して居間の畳がびしょ濡れにはなってしまったのは想定外の失敗でした^^;
そのうえベランダに干す段階になってからまたまた大きな問題が発生したことに気付かされたのでした。
続きは「真夏の炎天下のベランダで地道にヨギボー乾燥編」は下のリンク記事に詳細を書いてます。
真夏の炎天下であのデカいヨギボーをどうやって完全乾燥させたのか、ワタシが選んだ究極の方法をご紹介してます。
まあ、同じことを果敢にやろうと思う人はいないだろうとは思いますが^^;
とはいえヨギボーストアのリペアサービスが最も賢い選択かも・・・
いろいろと書いてきましたが、ヨギボーを末長く愛用していこうと思っている方には公式ストアのリペアサービスの利用の方を考えてみてください。
古くなってくたびれたり、汚れてしまったヨギボーを「殺菌洗濯」できれいに蘇らせてくれます。
指定のストアのみでの取り扱いですが、近くに該当のストアがなくても宅配で受け付けてくれます。
リペア代はかかりますが、プロフェッショナルによるクリーニング’&再生ケアなので長くヨギボーを愛用したい方には断然こちらがオススメです。
↓ヨギボーのリペアと新商品は公式オンラインストアでcheck!
【まとめ】ヨギボーのインナークッションをホームクリーニングしても問題はなかったが・・・
ヨギボーは丈夫なので長いこと使えますがその反面、長年使ってるとインナークッションに信じがたい汚れや悪臭が蓄積されている可能性大!です。
居眠りしたときの寝汗とかこぼれた飲み物とか、時間が経つと悪臭に変わりやすくなります。普段からそのことを考慮してヨギボーのケアをしておくことをオススメします。
ワタシは究極の選択でインナークッションを洗剤+漂白剤でホームクリーニング(もちろん手洗いで^^;)してしまいましたが、洗っても特に劣化はありませんでした。
しかし勢いで洗ってしまったものの、乾かすことの方が数倍手間がかかることにもあとになってから気付かされて大汗かいたのでした。
別記事<ホームクリーニング後のヨギボーを究極の方法で完全乾燥>でそのときのことを書いてるので参考にしてくださいませ。
とはいえ、長くヨギボーを愛用していこうと思ってる方にはYogiboストアでやってもらえるプロフェッショナルによるリペアサービスの方をオススメします。その方が時間の節約にもなるしね^^;
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